スタッフブログ
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2020/05/14
家のメンテナンス・維持管理 - 私が思う「収納が多い間取り・家」の本当のメリット
お引渡しさせていただいてから
5年のお客様や
10年のお客様
15年のお客様など
様々な方の家を
色々と見させていただいてきた中で
家ってどういうものが良いのか？
新築時の出来上がった時の家だけではなく
長い目で見て
「15年20年と経っても良い家」
について考える機会は
少なくありません。
そんなことを考えながら
色々な家を見させていただき
「長きに渡って綺麗な家」
というテーマで考えると
個人的には一つ
とても重要だと思う点があります。
どちらかというと
設備であったり
素材であったり
良いものを使って建物を作ると
「長きに渡って良い家」
が出来上がる
みたいな感覚の方が多そうですが
どうしても個人的には
そもそも一番重要なのは
「家を丁寧に使う」
ということだと思っています。
例えば
キッチンの蛇口がフラフラになってくる
という方がいらっしゃいます。
経年劣化もあるかもしれませんが
これもそれぞれ使い方が影響しており
水を出したりするときに
強い力でハンドルを操作し続ければ
いずれビスが緩んできて
フラフラになってきます。
そんな些細なことから
もっと大きなことまで。
綺麗に使うと
とても長持ちしますし
実際にそういったご自宅も多くあります。
それで
ちょっとここに
収納を絡めて話をしたいのですが
今当社では
適材適所に収納のある間取り設計を
大きな特徴としています。
みなさんは
収納が多いとどんなイメージですか？
物がたくさん入れられる。
それだけのイメージでしょうか？
個人的には
もっととても大きな効果があるんじゃないかと
思い始めています。
そもそも
リビング収納があったり
洗面収納があったり
適材適所に収納が多くあると
そこに荷物をしまうため
リビングであったり洗面であったり
スペース自体は
とてもスッキリします。
そうなるとどうなるか。
スッキリ物が片付いているので
掃除がしやすくなります。
ここまでは
ここ数年の当社のお客様の家です。
収納に多く仕舞っていただいて
空間はスッキリしています。
そして次。
掃除がしやすいと
隅々まで掃除をするので
床が綺麗になります。
やはり
物がたくさん置いてあると
物を毎回片づけるわけにはいかないので
適宜掃除できる場所が少ないこともあり
結果的に
どんどん汚れていったり
床に飛んでしまった油なども
そのまま付いてしまったり。
やはり
単純な話ですが
掃除がしやすいから
掃除ができる
という面はあると思います。
もちろん
床だけでなく
水回り含め
色々な個所に
掃除のしやすさは
あらわれてくると思います。
そうすると
綺麗に掃除をすることで
常に綺麗に保とうとする意識が働き
扉の開け閉めもそうだったりと
家の劣化の進み具合が遅くなります。
そうした最終的な結果として
家が長持ちする
という結論に至ると思います。
最初と最後をまとめると
収納が適材適所に多いと
家が長持ちする
というところに結び付く
というのが私の持論です。
案外
間違っていないと
思っています。
色々な家を見た感覚も含まれていますので。
もちろん
逆にミニマリストでも
同じ話かもしれません。
あとは換気も重要だったり。
お金をかけるメンテナンスではなく
常日頃からの小さな手入れや
丁寧な使い方。
それをサポートできる間取り。
これが家を長持ちさせるうえで
とても重要だと
私は思っています。
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