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2020/07/16
インテリア関係 - 壁紙を選ぶ際に注意したい「注釈コメント」
最近の話なのですが
つい先日
次回の分譲物件の
壁紙を一通り選びまして
クロス屋さんに
品番など記載した仕様書を送りました。
そして
とある物件の1年目点検がありまして。
いつも1年目点検は
クロス屋さんと一緒に
伺うのですが
一通り作業が終わってから
「そういえば次回の仕様書ありがとう」
という話から
そのまま次回物件の簡単な打ち合わせに入りました。
そしたら
一つ私も見落としていた点を
指摘されまして。。。
「階段の壁ってこれで行くの？？」
と言われ
「え？たしかにアクセントクロスだけど
何かおかしかった？」
と確認してみると
なるほど。
どういうことかと言いますと
私はこの壁紙を
階段の1階から2階にかけての大きな壁に
貼りたかったので
仕様書に記載しました。
階段の壁にアクセントをつけるのが
個人的にはかなり好きでして。笑
良いと思って選んだのですが
よく見ると
注釈に
このように記載されています。
完全に見落としていました。
どういうことかというと
要は
壁紙の厚みが「薄い」ということです。
「薄い」とどうなるか。
壁紙の下にくる
ボードやパテなどの下地にあたる部分に
もし凸凹がある場合は
その凸凹が壁紙にも出てくるということです。
そしてもう一つ。
今回はこちらの理由での指摘だったのですが
階段の壁って
1階と2階の境が来ている壁になります。
どうしてもここの壁は構造的に動きやすく
数年経つと
もしくは1年で
壁紙がよじれてしまい
横方向に割れのような
よじれたみたいな線が
出てくるのです。
これは
普通の住宅工事だとよくある現象です。
なので
たまにこの部分を隠すために
分厚い板をぐるっと貼っている会社さんもあります。
もしくは
新築から2年間は壁紙を貼らず
一通り木が動き切った2年後に
壁紙を貼る
なんて人もいるみたいです。
なので
クロス屋さん的には
あえて薄い壁紙を貼りたくないのです。
壁紙をメンテナンスするのは自分自身なので
当然ですよね。
なので先ほどの私が選んだ壁紙。
「分かって選んでる？」
という話になるのです。
「いったん保留にしといて欲しい。
またすぐに選びなおすから」
とお伝えしました。笑
勘違いしてほしくないのは
こういう薄めの壁紙がだめだ
と言っているのではなく
家の中でも動きやすい階段の壁に
あえてこれを持ってくる？？
という議論になったということ。
いつも一緒に1年目点検にいったり
新築で壁紙を貼るときには
毎日のように現場に行って
クロス屋さんと話しているからこそ
「現場のこと色々と分かってるはずなのに
なんでこれ選んだ？？笑」
みたいな指摘をしてくれたわけです。笑
ということで
改めて品番を選びなおし
違う壁紙で
アクセントをつけることにしました。
ちょっと思ったのは
例えばサンゲツのショールームに行っても
住宅会社さんの方がおらず
お客様だけ
もしくはサンゲツのスタッフさんと一緒に
選ばれている方も多くいらっしゃるように思います。
たぶんこういったことは
現場を見ている人じゃないと
なかなか敢えてお伝えしないと思いますし
壁紙のデザインなどを重視して
壁紙の薄さとかを指摘する営業さんも
少ないのかなと思います。
ぜひ注釈を細かく見たり
サンプルを実際に触ってみて
どれだけの分厚さなのかなど
考慮したうえで
選ばれるのも良いと思います。
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