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2020/12/12
- 住宅ローン審査について - 「銀行が貸してくれるなら安心」は違う!?
またまた久しぶりの投稿となってしまいました。。。
ちょっとでも興味を引く内容を書こうかと
色々と考えていまして。。。
ちょっと今日は
「住宅ローン」について
書いていこうかな
と思います。
なんでこの話題かというと
最近ちょっと銀行の方と話をしていて
ふとネタが頭をよぎったからです。
さて
早速ですが。
自分をこれから説明する状況に
置き換えてみてください。
例えば
今家が欲しくて色々と探した結果
ついに
欲しい家が見つかったとして
不動産会社を通して
とある銀行さんに
住宅ローンの事前審査をかけたとします。
数日後に
不動産会社の担当者から
「4000万円で審査通りました!」
と連絡が入ったとします。
さて
この4000万円という数字。
仮にですが
もともと4000万円は
「ちょっと月々の返済が大変そうだな」と
思っていたところで
この回答が出た場合。
皆さんはどう思いますか?
「4000万円でも貸してくれるんだ。
銀行が貸してくれるなら借入額も問題ないんだ。」
という風に認識される方も
少なからずいらっしゃると思います。
(実際にそういう感想を述べられる方もいます)
そして
不動産会社の人からも
「銀行さんが貸してくれるってことは
生活費など統計データに基づいて審査していますから
借りても全く問題ないってことですよ!」
という
要は銀行のお墨付きだという話を
されることもあると思います。
実際に私も昔
以前の職場でこのような営業トークを
聞いたことがあります。
ただ
この時から疑問には思っていたのですが
一つ抜けていることがあります。
それは
自分自身の支出を鑑みてくれた上での審査ではない
ということです。
あくまで
銀行の一般的な審査基準です。
仮にその人が
趣味などにかけるお金が多く
一般家庭よりも支出が多いとしたら?
当然
銀行への返済は
毎月行わなければなりませんので
趣味などへの支出を減らさなければなりません。
実際に
「毎日のコーヒー一杯を節約すれば
毎月数千円浮きますよね。
それで生活に余裕ができます。」
という営業トークも聞いたことがあります。
なんとなく
私が思うのは
家のためにお金を多く支払った結果
やりたいことがやれない楽しい人生でなくなったら
意味がないような
という気がしてしまいます。
なので
ここ数年は
私はお客様に対して
住んでいるとかかるお金など
事実を提示するだけにして
変な営業トークは一切せず
この家に住んで
幸せな生活が送れるかどうか
お客様自身で判断をしてもらってから
(将来にわたって幸せな生活が送ることができそうで
それに対して見合った価値であるかどうか)
そのうえで
銀行に住宅ローン審査をかけています。
あと
この話でいうと
ファイナンシャルプランナーの
FP相談。
インスタでも
「FP相談を受けて
問題なかったから前に進みます!」
的な投稿を見ることもしばしば。
ちなみに。
FP相談は
不動作会社から紹介された方であったり
不動産会社と繋がっているFPさんだと
間違いなく
資金計画に問題がないように
シミュレーションが出てきます。
これはすごいです。
ほぼうまく計算が成り立つようになっています。
(もちろん嘘の事実でシミュレーションしているわけではないです)
正直これを見てから
「私ではお客様の資金計画を肯定も否定もできない」
と悟りました。
やろうとも思えば
何とでもなるなら
借りても問題ないラインをいうのが
分からなくなり
もうそこまで深入りするよりも
事実だけを伝えて
お客様の価値観で判断された方が
間違いがない
という感覚になっています。
もちろん
要所要所では税制などプロとしての
助言はさせていただいていますが
最後の判断は
お客様に気持ちよくしてもらった方がよい
かなと思っています。
ということで
住宅ローン審査の意味を
履き違えないように
資金計画を組み立てられると
良いと思います!
というお話しでした!
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