スタッフブログ
-
2021/04/12
省エネ住宅 - 夏至と冬至の「太陽の違い」を知る
分譲住宅でも
注文住宅でも
「日当たり」を気にされる方は
とても多いと思います。
しかし
太陽の意味は
日当たりだけではありません。
もう一つ
とても重要な意味合いがあります。
それは
「暖房器具」
としての効果です。
そうです。
単純に
日向と日陰では
暖かさが違います。
夏だと
日影が涼しい。
冬だと
日向が暖かい。
皆さんも外にいて
自然と季節によって
日向と日陰の使い方を
分けていると思います。
そんな
家にとってとても重要な効果を持つ
太陽。
さて
太陽の力をもっと効率的に
使いたいとなった時に
もっと
太陽の動きというものを
知りたくなってきませんか?
ここで
折角なので
太陽の動きを見てみましょう。
とはいっても
皆さんも小学校の理科で
習っていると思います。
私も改めて
調べてみたときに
小学校の復習をしている気分でしたが
逆に
小学校の知識が
今まで使っていなかったのに
こんなタイミングで
使うことになるとは
と思いました。
では。
そもそも地球がどういう動きをしているかですが
このように
「地軸を傾いており」かつ「公転しているから」
一年を通じて地球と太陽の向き合い方が変わり
四季が生まれる
ということがあります。
ざっくりいうと
太陽に向いている姿勢が
毎日違うので
毎日地球から見える太陽の位置が違う
ということです。
そうすると
地球から太陽を見たときには
太陽がどのように見えるのかという事ですが
これが
単純に東から登って西へ沈む
という事ではありません。
このように
J地点を中心に見ると
青色
黄色
赤色
が太陽の動きなのですが
それぞれ大きく異なっています。
青は「冬至」
黄色は「春分・秋分」
赤色は「夏至」
を表しています。
そうすると
春分と秋分は
綺麗に真東から登って真西へ沈んでいます。
では
「夏至」を見てみると
北寄りの東から出て
北寄りの西に沈んでいます。
そしてかなり長い時間
地球に顔を出しています。
続いて「冬至」。
南寄りの東から登って
南寄りの西へ沈んでいます。
つまり
地球に顔を出している時間が短いのです。
そうしますと
まず分かるのは
太陽の角度の違いです。
夏至は
かなり高角度の位置を動いています。
冬至は
かなり低角度の位置を動いています。
つまり
家に入ってくる太陽の明かりの
角度が大きく異なっているのです。
続いて
東西からの明かり。
冬至に至っては
真東や真西からは
太陽光が出てきません。
対して
夏至は北寄りの東西からも
明るさが入ってきます。
そうすると
家の東西の窓から
入ってくる明かりが季節によって
異なるという事です。
この太陽の位置を
自分の家の
・配置図
・平面図
・断面図
等で把握することが重要になります。
図面に手書きで書いてみるだけでも
分かると思います。
とある窓から明かりが入った時に
どの角度で室内に入っていくのかどうか。
なにか邪魔になるものは無いか。
暑いとされる西の明かりが差し込むのは
ダイニングなのかリビングなのか
など。
太陽の特性を
明るさだけでなく
暖房器具として
捉えて
さらに季節ごとの太陽の動きを把握すると
かなり間取り図を見る目線が変わってきます。
ぜひ注文住宅を検討されているだけでなく
分譲住宅を探されている方も
一度試してみてください。
単純に「南向きの家」
と書かれていても
正確な方位から太陽の動きを考えると
どんな明るさの家なのか
新しく分かってくることがあります。
ぜひ参考にしてみてください!
~~私たちと一緒に家づくりをしませんか?~~
当社は住みやすい間取りからつくる家造りが特徴です。動線や収納といった機能面だけでなく、日当たりや通風を考えた窓配置など心地よい家を作るためのプランをご提案いたします。規格住宅ではなく、その土地だからこそのポイントを考えたオンリーワンの家をご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
そんな考え方で創る分譲住宅も好評分譲中です!
物件等のお問い合わせはこちら
https://www.tukasa55.com/contact/
-- KIZUNA HOME の家づくりについて --
HPはこちら!
http://www.tukasa55.com/
分譲住宅についてはこちら!
http://www.tukasa55.com/line-up/
カジ楽についてはこちら!
http://www.tukasa55.com/concept/
インスタグラムはこちら!
https://www.instagram.com/kizunahome/