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2021/08/08
相続・贈与 - 【親子間で土地をもらう・ゆずる方法】贈与でもらう
一昨日アップした
「親子間で土地をもらう・ゆずる」
というテーマ。
改めて
今回テーマにしている話題について説明すると
とあるお客様から土地に関する相談がありました。
簡単に相談内容をお伝えしますと
【相談内容】
お父さんが持っている土地をもらい
その土地に自分の家を建てたい
というものです。
この相談について
何回かに分けて書いていこうというもので
まずは
路線価というものについて
書きました。
https://www.tukasa55.com/staff-blog/?p=11829
さて
土地の評価である
路線価が分かったところで
いよいよ具体的に
土地をもらう・ゆずる方法
について書いていきます。
まず最初の今日書くのは
「贈与」
についてです。
贈与の言葉の意味ですが
無償で相手方に与える行為。
分かりやすく言うと
タダでもらう・あげる
という行為です。
しかし
あまりに大きな金額の物を
タダであげてしまうと
そこには贈与税が発生します。
では続いて
贈与税とは？
個人から財産をもらったときにかかる税金です。
つまり
貰った人が払わなければいけない税金です。
話を戻すと
土地を無償でゆずる・もらう行為をした場合。
ここにも当然贈与税は発生します。
前回のブログで
例えとして書いた
100㎡の広さの土地で
路線価が10万円の土地の場合
評価額が1,000万円になります。
この1,000万円の土地を
贈与した場合
贈与税はどのようになるのか？
まず土地評価額の
10,000,000円から
基礎控除である110万円を引きます。
この基礎控除というのは
毎年1月1日から12月31日までに
個人が贈与で受け取った財産の総額が
110万円以下なら贈与税がかからない
という制度のことです。
ということで
10,000,000円－1,100,000円
＝8,900,000円
になります。
続いて税率を掛けますが
贈与される金額によって税率が異なりますが
父からの1,000万円以下の贈与は
税率30％
控除額90万円
になるので
8,900,000円×30％
＝2,670,000円
2,670,000円-900,000円
＝1,770,000円
となり
177万円の贈与税が発生する
という計算になります。
タダで土地をもらったつもりでも
贈与税は177万円発生します。
なんとなく漠然と考えている方からすると
この金額を見ると
驚かれるのではないでしょうか？
ですので
土地の扱い方については
慎重に行わないといけません。
ただし
あくまでこれは
一般的に計算をした方法。
税金に関しては
注意点や工夫することなど
様々な観点からのやり方があるので
ぜひ詳しい方に聞いてみてほしいと思います。
ということで
今回は
「贈与」
について書きました。
また次回
異なる方法も
ご紹介していきます。
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