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2021/12/28
『居心地の良い場所を作る』 - 『居心地の良い場所を作る』～ダイニングとリビングを間仕切る～
いきなりなのですが
どうも最近は
狭小の家も増えてきた中で
リビングとダイニングが
近すぎるのではないか
と思っています。
LDKという間取り表記が
当たり前になった現代。
リビングとダイニングは隣り合わせ
という間取りばかりです。
しかし
実際に人が住んでいる家をたくさん見ていると
ダイニングのごちゃっとした感じが
そのままリビングに持ち込まれて
リビングも落ち着かない雰囲気になっている
という家が多いような気がします。
根本的に
ダイニングって忙しい場所です。
昨日もブログで書きましたが
ダイニングは色々な作業を行わなければならない場所。
「せわしい空間」なのです。
その「せわしさ」を
リビングに持っていってしまうと
リビングもせわしくなってしまい
せっかくのリラックスするための空間が
台無しになってしまいます。
これは原因として一つあるのは
LDKがすべて繋がっているからです。
もちろんこれは
狭小住宅でLDKの広さがあまり取れない
という状況では致し方ないという意見もあるかもしれません。
でも
できれば空間を分けることで
より快適なリビングダイニングになるのであれば
そうしたほうが良いと思います。
空間を分けるというと
「壁で仕切る」
ということが一般的です。
しかし
壁で分けると
個室になってしまい
光も入らず
風も通らず
というデメリットがとても大きくなってしまいます。
そこでお勧めしたいのは
家具で仕切るというもの。
例えば
この画像を見て
ダイニングについてどう思いますか？
この角度の写真だと
右のソファの背面が腰の高さの壁に見えるので
ダイニングが
「半個室空間」
に見えませんか？
これだと
ダイニングとリビングが
なんとなく分かれており
ダイニングのせわしさが
リビングに伝わることも和らぎそうです。
では
このソファがもっと右側にあって
ソファと同じような高さの収納棚で仕切られていたら？
そうなると
完全に空間としては
分かれるので
ダイニングとリビングで
気分の入れ替えも出来ます。
さらには
こんな感じで
上部はオープン収納だと
より空間の仕切りができます。
本当の壁だと
部屋自体が狭くなってしまい
圧迫感が出ますが
このようなオープン収納だと
部屋自体は狭くならないので
仕切りとしては使えます。
もし
LDKがとてつもなく広く
リビングとダイニングも大きく離れている
ということであれば
そもそもせわしさは伝わらないので
それもＯＫ。
しかし
なかなかそんな家は無く。
リビングとダイニングが
キッチンを挟んで分かれている
という家であれば
それもＯＫ。
でも分譲住宅だと特にですが
そのような家はありません。
そうすると
どうやって空間を分けていくかという
話になり
手段としては
家具を使うわけです。
そう考えると
家具は色々な使い方ができますね。
決して
色やデザインで
オシャレだから
という理由で適当に選んでは
もったいない。
もっと使い道を考えて選ぶと
より有意義になると思います。
リビングとダイニングの
間仕切りとして使う家具。
ぜひ検討してみては
いかがでしょうか？
ちなみに
家具以外の方法で空間を分けるというと
ダイニングとリビングの
床の高さを変える
という手法もあり
ダイニングのせわしさが
リビングに伝わりにくくなります。
要は
空間を少し分けてみましょうという
お話しですね。
なんとなくリビングが落ち着かない
という方。
ぜひ意識してみてください。
絶対に部屋の雰囲気が変わります。
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