スタッフブログ
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2021/12/29
『居心地の良い場所を作る』 - 『居心地の良い場所を作る』～テレビを見る場所を決める～
今日も
ダイニングとリビングについて
書いていきます。
みなさんは
テレビはどこで見ますか？
おそらくほとんどの方が
リビングと答えると思います。
しかし
注文住宅をやっていると
「ダイニングでもテレビが見たい」
という声を何度か聞きます。
リビングとダイニングがとても近く
そもそも「ダイニングからテレビが見える間取り」なら
テレビはリビングに一つでも良いと思います。
しかし
部屋が広く
ダイニングとリビングに
少し距離がある場合は
「ダイニングにもテレビ線」を
「リビングにもテレビ線」を
希望されるケースもあります。
それ自体は
否定しません。
でもテレビって
そんなに家の中に何個も必要でしょうか？
あえて
テレビを見る部屋を
どちらかに絞ったら
どんな生活になるでしょうか？
例えばこんな間取りがあるとします。
赤線は動線です。
ちょっとここに家具を書き入れてみます。
ちょっと極端に書きましたので
大きさなどは参考程度で見てください。
こうやって
ダイニングとリビングに両方テレビを置くとします。
さて
ここで考えたいのは
テレビを見ることを
どこの部屋で行いたいかという事。
そして
テレビを見る以外に
リビングダイニングでやりたいことは何なのか？
という2点です。
もし単純に
リビングはテレビを見たりスマホを見る場所。
ダイニングはご飯を食べる場所。
という分け方なら
一般的な
「リビングだけにテレビ配置」
で良いと思います。
ただ
ここで一つお伝えしたいのは
リビングにテレビを置くから
リビングの家具って一般的に
ソファとテレビの2つしかないんです。
まさにこの配置です。
しかし
例えば
・リビングは家族で会話する場所
・リビングは団らんの場所
と役割を決めたとすると
リビングからテレビを排除することになります。
するとその結果として
家具配置は大きく変わってきます。
例えばこのように
ソファの向かいに
一人用の椅子を2脚。
さらに
飾り棚兼収納を
壁際に置くことができます。
一人用の椅子というと
このようなものです。
座り心地も良く
スマホ見たり本読んだりには
とても良いものです。
こうなると
リビングでの行動は大きく変わってきます。
テレビがない分
みんなで会話したり
それぞれ手元でスマホを見たり雑誌を読んだり
自分の好きなことに集中できる時間が増える
そんな生活になります。
さらに
床でゴロゴロ暮らしたい
という方であれば
そもそもソファや椅子を置かずに
置き畳をズラッと敷くことで
広く使える畳リビングが出来上がります。
リビングでテレビを見たいという気持ちは
私もわかります。
ただ
「テレビはダイニングで見る」
と決めたとしたら
リビングの使い方に大きな幅が生まれる
ということを理解いただくと
それはそれで
とても使いやすい家になってくるのです。
あくまで住宅の一般的な間取りは
業者側の押しつけ。
「ここでご飯を食べて
ここでテレビを見るんだよ」
というもの。
実際にどうやって空間を使うかは
住む人の自由です。
色々な暮らしの仕方があっても良いと思いますし
人それぞれの価値観です。
それをお手伝いできるのが
家具だと思います。
そういったことを考えながら家具を見ていると
この家具は一般的にはこうだけど
こうやって使うこともできるのではないか？
などと違った視点で見ることも出来たりします。
ぜひインテリアを楽しく使ってほしいなと思います。
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当社は住みやすい間取りからつくる家造りが特徴です。動線や収納といった機能面だけでなく、日当たりや通風を考えた窓配置など心地よい家を作るためのプランをご提案いたします。規格住宅ではなく、その土地だからこそのポイントを考えたオンリーワンの家をご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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