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2023/03/18
土地 - 「北側斜線制限」を分かりやすく説明【建物の高さ制限について】
昨日ご紹介した
「道路斜線制限」。
https://www.tukasa55.com/staff-blog/?p=12979
今日は
引き続き高さ制限について
ご紹介していきます。
今日は
「北側斜線制限」です。
北側斜線制限とは?
言葉からなんとなくイメージができるかもしれませんが
内容をざっくりいうと
北隣の敷地に対して
日当たりや採光を確保するために設けられた
建築物の高さ制限
のこと。
要は
南から当たる太陽の光を
後ろの北側にも届けることができるよう
南側の敷地の建物に制限を掛けましょう
というものです。
ただしこれは
すべての地域で設定があるわけではなく
第一種低層住居など
限られた用途地域に定められているものです。
さて
今回も絵でかいてみようと思います。
これも極端な例で書いていますが
北側の敷地Aと
南側の敷地Bがあり
敷地Bに大きな建物がしっかりと建っている場合
敷地に対して届く直射日光は
とても少なく
上階の一部しか当たりません。
また直射日光だけでなく
敷地Aから見たときの圧迫感など
様々に影響を及ぼします。
そこで
北側斜線制限がかかっているエリアでは
このように南側の敷地に建つ建物を
斜めにカットします。
かなり南側の建物から見た景色が変わりましたね!
北側斜線をもう少し細かくいうと
これどういうことかというと
北側から南側に向かって
斜線が伸びている設定となり
その斜線の中でないと建物が建てられない
という仕組みです。
こうすることで
絵でも分かるように
北側の建物の下階のほうでも
直射日光が当たるようになりました。
非常に単純な仕組みです。
この北側斜線は
マンションなんかではよく見られます。
上の方が斜めにカットされているマンションって
街中に結構ありますよね?
あれが北側斜線です。
緩和措置もある
道路斜線と同様に
北側斜線にも緩和措置もあります。
例えばこのように北側が南側に比べて
低い敷地であるとすると
より南側の敷地Aには日が当たりやすくなります。
なので
高低差がある場合には
斜線が緩くなる措置があります。
戸建てで例えるなら
では戸建てに影響はあるのか?
ということですが
この制限も戸建てに関係があります。
用途地域によって
異なってきますが
二階建てでも影響してくる可能性があるので
しっかり抑えなければなりません。
ぜひ北側斜線制限がかかる土地を購入する際は
その土地が関係するのかプロに相談しましょう!
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