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2024/01/11
家の構造 - 木造住宅の「耐力壁」の種類
昨日もブログで書いた
地震と建物の話。
今日はすこし
構造について説明します。
木造住宅は
外壁や室内の壁を外すと
こんな感じで
簡単に言うと
柱と梁の
木材が組み合わさって
建っています。
昔の建物もそうですね。
ただ
この柱など細長い木材だけで
大きな地震には対抗できなく
現在では
「壁」
で地震に対抗する
という考え方になっています。
この壁を
「耐力壁」
と言います。
ではこの木造住宅でいう
壁とはなんなのか。
どうやって作るのかというと
柱と柱の間に
部材を入れることで
一体の壁とするというものです。
ではどういうものかというと
まずこちらは
シングル筋交いの耐力壁。
こちらの赤丸の部分です。
続いてが
ダブル筋交いの耐力壁。
こちらの赤丸の部分です。
簡単に言うと
ダブル筋交いは
シングル筋交いに比べて
2倍強い壁になっています。
ちなみに
この筋交いも
どのサイズの木材を使用するかによって
壁の強さが変わってくるのです。
そしてもう一つが
板を貼った壁。
こちらの赤丸の部分です。
この板を貼った壁も
柱に取り付ける際の釘の間隔によって
壁の強さが異なります。
おもにこの3種類の部材を使って
壁を作るのですが
「じゃあ一番強い壁を全部の壁に使えば
めちゃくちゃ強い家ができるじゃん」
となりそうですが
そういうわけでもないんですね。
ひとつには
建物全体のバランスが関わってきて
バランスの悪い建物だと
これも倒壊に繋がる可能性があります。
というように
色々な考慮をした結果
最近の家は作られているのです。
ぜひ木造住宅の基本的な話
知っておいてください！
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