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2024/01/13
土地 - 用途地域による街の雰囲気の違い
先日
とある土地を見ていました。
その土地は
下町っぽい
まだ古い建物の残るエリア。
昔ながらの古いお店があったり
大小の工場があったり。
さて
「用途地域」という言葉があります。
ざっくりいうと
土地には用途地域というものが定められており
「この用途地域にはこういう建物が建てられます」と
決められているのです。
極端な例だと
低層住宅系の用途地域には
工場は建てられません
というような話です。
今回見ていた土地から
道路2本くらい北へ行くと
先ほどの古い建物が残るエリアとは違い
綺麗な住宅地ができていました。
比較的新しい家も多く
ザ・住宅地って感じ。
明らかに
先ほどの街並みとは
雰囲気が違いました。
実はこういったところに
用途地域の違いが出ているのです。
最初に見に行った
古いお店や工場があるエリアは
「準工業地域」でした。
逆に
綺麗な住宅地となっていたエリアは
「第一種住居地域」。
要は
工業系地域と
住宅系地域の差が
目に見えて街並みに現れていました。
工業系地域だと
古いお店や工場もポツポツとあり
住宅系地域だと
整然と戸建てやマンションなど
住宅が立ち並ぶ。
この用途地域という制度。
結構色濃く街並みに出てきます。
もちろん
準工業地域だからと言って
工場がたくさんある
というわけではありません。
町ごとに
工場の数も違いますし
住宅地っぽく出来上がっている
準工業地域ももちろんあります。
ただ
この用途地域の差によって
なんとなく街の雰囲気や明るさが
変わってくるという事は間違いなくあるのです。
こういうところを知ったうえで街を見ると
とても面白いです。
ぜひ用途地域という言葉
意識してみてください！
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