スタッフブログ
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2018/04/09
スタッフのつぶやき - シェアハウス投資の会社が民事再生法申請。この問題はこれからどうなるのでしょうか。【気になる住宅ニュース #15】
今日は朝からスポーツの話題ばかりですね!
大谷選手の投手2勝目、
サッカー日本代表の監督解任、
ゴルフ、、、
そんななか、以前ブログでも取り上げた、
シェアハウスの「かぼちゃの馬車」
が民事再生法を申請しました。
しかし、これで終わる話ではなく、
まだまだこれからいくつか問題として懸念されることがあります。
・サラリーマン大家さん(オーナー)はどうなるのか。
今回のサラリーマン大家さんは、金融機関から多額の借入をして、不動産投資を行っています。
約700人のサラリーマンが投資をしていたそうです。
多い人だと約1億円の投資もあったとか。
しかし、投資したにも関わらず、収入が入ってこないとなると、毎月金融機関への返済だけが行われることになります。
今後、破産なども考えられます。
現在、金融機関と調整をしているオーナーさんもいるそうですが、これからの対応も注目を集めそうです。
(近いうちにまたテレビ局が取り上げそうな気がしますが)
・シェアハウス入居者はどうなるのか。
管理している実質的な大家が倒産したわけなので、これからシェアハウスの居住環境が整備されるのか、心配な部分です。
しっかり安心を提供できないと、反対に今回の問題を機に退去者が増え、さらに悪循環になる可能性もあります。
・サブリース契約の印象
今回の件で一番影響が出そうなのは、サブリース契約への印象が悪くなったことではないでしょうか。
サブリースが一概に悪いというわけではありませんが、サブリースというワードの印象への影響です。
・銀行融資がなぜ行われたのか。
前回のブログでも取り上げたように、融資審査の際の書類の改ざんがあったのではないかと話題になっています。
また話によると、複数の仲介業者を介して物件の販売を行っていたようで、どこからどこまでこういった事実を把握していたのかも注目です。
今回の融資を行っていた銀行さんは、大手地銀で個人向け融資がとても評判の銀行でした。
この融資の疑惑が、今後どのような展開になるのかとても気になります。
・シェアハウス自体への影響
シェアハウス自体は伸びていると思いますし、良い住まいのあり方だと個人的は思っています。
自分とは違った世代の人、職場の人と触れ合うことで、新しいことが生まれる場だと思いますし。
そんな中、今回の件であまり悪い印象になってほしくない欲しいものです。
そして、
私は見かけたことがなかったのですが、
テレビCMでベッキーさんを起用して話題になっていたそうです。
(もしかして関東圏だけ?)
仮想通貨取引所の「コインチェック」の出川さんの起用もそうですが、
ベンチャー企業が有名タレントをCMで起用すると、
会社が、、、、
みたいな嫌な流れができつつある感じですね。
そして、
この会社は
もともと
「頭金は不要」
「他より高利回り」
といったことを売り文句に急成長していたようです。
昔から言われていますが、
不動産に限らず
全ての投資話は、
「なぜそんなおいしい話があるのか」
立ち止まって、しっかり自分の目で見極めた上での投資が必要だと、改めて感じさせられます。
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