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2018/05/13
家探しサイトの見方 - 【家探し中の方は必見 #6】どこからどこまでがリビング?-不動産取引上の間取り表記ルール
今日は家探しサイトの見方シリーズです。
【家探しサイトの見方】シリーズはこちら↓
https://www.tukasa55.com/staff-blog/?cat=12
今回は、
「間取りの表記」
についてです。
間取りの表記というのは、例えば
3LDK
というような、
部屋の数などが分かる表記のことです。
私も疑問に思ったことのある、
DK
と
LDK
の違いです。
え?
リビングが「有るか」、「無いか」じゃないの?
その通りなのですが、
では質問です。
リビング
と
ダイニング
の部屋の違いって、どこですか?
例えばこの写真。
一般的に言えば、
手前から奥に向かって、
キッチン
ダイニング
リビング
という使い方なので、
LDK
という表記になると思います。
しかし、
どこか部屋の真ん中で線引きされていますか?
されてないですよね?
(もちろん屁理屈を言っているのは分かっています。笑)
この表記の仕方のルールってあるのかな?
と疑問に思って調べてみたところ、
一応ルールがあるんです。
リビングとダイニングの違い
まずはそれぞれの空間の意味を見てみましょう。
リビングの意味
リビングを日本語で言うと、
「居間」
居間とは、
家族がふだんいる場所
という意味です。
要は、
家族団らんの場所
ですね。
ダイニングの意味
ダイニングを日本語で言うと、
「食事」
「食事室」
食事室とは、
家庭における食事をするための部屋
という意味です。
食事をするためのテーブル(場所)がある空間を意味しますね。
キッチンの意味
ちなみにキッチンを日本語で言うと、
「台所」
「調理場」
台所とは、
食物を調理する場所
という意味です。
これは単純にシステムキッチンが置いてある場所ですね。
先ほどの写真で確認
では改めて先ほどの写真で確認してみます。
手前から奥に向かって、
キッチン
ダイニング
リビング
になりそうです。
間取りで見てみると、
こんな感じ。
あれ?
キッチン正面はなんて呼ぶ空間なんだ?笑
こうやって見てみても、間取りの表記って、
個人の言い方次第
みたいなところがありそうですよね。
だって、もしオープンキッチンのカウンターで食事をするとしたら?
LDK
ですね。笑
間取りの表記の仕方
間取りの言い方は、個人が決めた言い方でいいんです。
その間取りで、
どうやってテーブル置いて食事をしようと、
どこで家族が団欒をしようと、
個人の好きなように決めればいいんです。
しかし、
取引上・広告上の間取り表記は、各業者がバラバラな呼び方をしていてはいけません。
この業者は、LDK。
でもこっちの業者は、DK。
これでは、家を探している人が混乱してしまいます。
そこで、広告上の間取り表記のルールがあります。
居室が1部屋の場合
最低必要な広さが、
DKは、4.5畳
LDKは、8畳
居室が2部屋以上の場合
最低必要な広さが、
DKは、6畳以上
LDKは、10畳以上
つまり、キッチンと同一空間の部屋が、
9.5畳だった場合、
リビングがあるとはみなされず
DK
になるんですね。
まあ、現代の新築戸建で、10畳未満のLDKはなかなか無いので、
現実には
中古住宅
賃貸アパート
で使われるルールだと思います。
まとめ
・間取りの呼び方は、その家の使い方によってバラバラでも良い
・しかし、不動産取引・広告上はルールを守る必要がある
以上、本日のブログでした。
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