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2018/05/07
- 住宅ローン審査について - 【これを読めばOK】団体信用生命保険とは?
最近、投稿している
「お金」シリーズ。
今日はお金というより
「住宅ローン」に関することを書いていきます。
金利、、、とかではなく、
今日は
「団体信用生命保険」
です。
団体信用生命保険、ご存知ですか?
まずざっくりいうと、
住宅ローンを組む際には、生命保険に入ります。
※民間金融機関は必須、フラット35は任意
そして、
借入者が死亡してしまった場合、その生命保険が適用され、残りの住宅ローンの残高が0円になる
という仕組みです。
これはあくまでざっくりとした言い方なので、せっかくの今回の機会に、もう少し詳しくなっておきましょう。
今回、参考にする生命保険は、フラット35の生命保険を詳しく見ていくこととします。
(民間金融機関では、取り上げる銀行によって多少の説明が異なる可能性がありますので。。。)
【保障内容】
現在のフラット35の保険では、
・身体障害保障
・死亡
この2つが保障内容になります。
まず、
死亡に関しては、言葉のそのままで、
死亡したときに保険金が支払われます。
ただし、死亡に関しても保険金が支払われないケースもありまして、
・保障開始日から1年以内に自殺されたとき(精神障害など考慮のうえ)
・戦争その他の変乱により死亡されたとき
が対象外になります。
戦争が保障範囲外って意外じゃないですか?
では、続いて
<身体障害保障>
とは、何でしょうか?
概要としては、
身体障害者福祉法に定める障害の級別が1級または2級の障害に該当し、身体障害者手帳の交付を受けたときに、保険金が支払われます。
法律で定められた公的制度が基準になっているので、分かりやすいですね。
ちなみに、民間金融機関に多いのが、高度機能障害が補償範囲となるもの。
この、フラット35も以前は高度障害保障を採用していたため、
高度障害と身体障害の違いについても、フラット35のパンフレットには載っています。
例えば、
・片側半身がマヒし、片側の手足がほとんど機能しない
これは、フラット35の身体障害保障では対象になりますが、
高度障害保障では、対象にならないもののようです。
同じパンフレットには、
糖尿病の合併症、スポーツや交通事故で身体障害状態になるリスクについても触れられていますが、
この身体障害者手帳の詳細については、厚生労働省HPにてご確認下さいと、記載されています。
では、以前の高度障害保障から身体障害保障に切り替わったことで、
補償範囲が広がったのか、という点については、
・言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
・神経、精神の障害で終身常に介護を要するもの
などの場合は、高度障害保障では範囲だったものの、身体障害保障では補償範囲ではなくなりました、とも書かれています。
フラット35の保険に入る方は、最後は厚生労働省のHPをみるのが間違いないようですね。
【保険料】
よく皆さんから
「保険料はいくらですか?」
とお支払金額を聞かれるのですが、
保険料は、住宅ローンの金利に既に組み込まれているので、別途保険料を支払う必要はありません。
フラット35は保険に入るかどうかは任意なので、
保険に加入する住宅ローン
と
保険に加入しない住宅ローン
で、金利が異なっています。
【保険に加入するためには】
加入に当たって、ご自身の健康状態を正しく申告し、その申告内容に基づいて保険会社が加入の審査を行います。
例えば、通院中であったり、投薬中など、告知書の質問に対しすべて誠実に答え記入する必要があります。
この告知内容に偽り等がある場合、告知義務違反となってしまい、保険契約が解除されることもあります。
団信の説明はこんなところです。
ちなみに、
最初に書いたように、保険が適用されると、
住宅ローンの残高が0円になるという仕組みです。
この残高。
家の引渡を受けた日が一番高く、徐々に減っていきます。
当然、30年ほど経過すると残高もかなり減っています。
つまり家を買う年齢によっては、
生命保険に入り、保険料を支払っていき、保険が適用された場合の保険金額を考えると、、、
他の生命保険との比較をしてみるのも良いかもしれません。
(加入が任意となっているフラット35の場合)
これから住宅ローンを検討される方、ぜひご参考に!
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