スタッフブログ
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2018/10/18
スタッフのつぶやき - 【読書記録 #22】ホモ・デウス(下)
今回から
シリーズタイトルを
ビジネス本レビューから
読書記録に
変えます。
なんとなく
読んでいる本のジャンルが
分からなくなってきたからです。笑
先日読んだ
ホモ・デウス(上)が
あまりにも
もやっとしたため
すぐに
下巻を読みました。
ホモ・デウス(下)
上巻と違い
下巻は
話がまとまってきて
読みやすく
頭にも残りやすく
なりました。笑
読んでいて思ったのは
序盤から中盤は
読む人が
普段どんなことを
考えているかによって
感想や視点
深く考えさせられる点が
異なるように感じました。
例えば
私の場合は
少子高齢化という
世界でも初めての状況に
入っていく国に生きている
ということ。
そして
そのような国における
資本主義のあり方について
考えたりします。
また
資本主義という
お金を代表とする資本という指標の
成長を前提とする考え方が
果たして今の時代に
合っているのかということ。
(それこそ
つい最近も
NHKスペシャルで
爆笑問題が司会をする
資本主義についての不定期番組も
放送されていて
見ました。
シリーズがyoutubeに
たくさん上がっているので
ぜひ見てみてください。)
今回の本にも書いてありましたが
昔の狩猟民族時代は
周辺の環境下に
どのような動物がいて
どのような食物連鎖になっているか
を把握した生活を送っていたため
自分たちの食料が枯渇するような
過剰な狩猟を行うことはなかった。
しかし
資本主義では
成長を絶対に考えているため
自分以外を見境なく
食べていってしまう。
それは
信用を元に利息を稼ぐ銀行
成長が絶対と教える教育
などなど
現在のシステムの限界について
様々なことを考えさせられます。
これからは
いかに共生するかが重要であるということ。
確実に消費が下がっていく中で
全員が一番を目指した社会で良いのか。
それこそ
昔の蓮舫さんの
「2位じゃダメなんですか?」
という言葉が
個人的には刺さります。笑
本の流れは
人間至上主義の説明が入り
そして
クライマックスは
データ教への移行
について。
人間とはアルゴリズムである
という解釈をすると
人間をデータとして捉え
感情から意思決定まで
全てをデータで
説明できるようになる。
それは
IOT
さらにIOEが
人間の全てのデータを取得し
DNA情報などと
繋げていくことで
自分自身のことを
自分よりも
データが
知ることになる。
つまり
昔の人が
神様に
解決を祈ったりしていたことを
全て
データに対して
解決を求めるようになり
ここでAIが
教えてくれるということです。
すると
データとして管理できる人間と
管理できない超人類に
分かれ
格差が生まれて来る。
データとして管理できる人間は
これまで人間が動物に対して
してきたことと同様に
家畜のような扱いや
見方をされるようになる。
いやー
怖いです。笑
私は
現在のインターネット社会での
情報という資源に関しては
グーグルや
アマゾンといった
「GAFA」
が全人類のデータを
集めて
世界を牛耳っていく
的な感覚は持っていましたが
著者のハラリ曰く
企業単位ではなく
もっと広い視点で
そもそも
「データ」が
これまでのキリスト教などの
宗教に変わる
新たな神になる
という可能性がある
という話です。
(もちろん
中でもグーグルが神に近い存在となる
という話も出てきます。
やばい
私は
グーグルの新しいスマホpixel3を
予約しようとしています。
グーグルを
さらに神に近づけてしまう。笑)
非常に壮大な話でしたが
上巻からの話が
繋がりました。
正直
話のスケールが大きく
なんとなく
もう一回読んでおかないといけないような
気がするので
集中して
2回目も読んでみたいと思います。
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