スタッフブログ
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2018/10/24
スタッフのつぶやき - 【読書記録 #23】なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか
今日も
読書レビューです。
溜まっていた本を
一気に読み進めていますので。。。
(一気に書いてしまい
取り留めの無い文章になっています。
ご容赦下さい。)
なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか
最近
ちょっとずつ耳にする
(流行っている?)
東洋思想。
この本は
老子や論語などの
東洋思想を
深く学ぶための本ではなく
東洋思想が
なぜ今の時代に求められているのか
を7つのテーマに分けて解説する
東洋思想を勉強したいという人が
頭を整理するための本かと
思います。
そもそも
ざっくり言うと
西洋は外(データ)から
東洋は内から
の見方をするもの。
自分はあまり
意識したことはなかったですが
2年位前から
自分なりに色々考えたり
色々な本を読んだり
しているうちに
結構
東洋思想に入っている気がしました。
なんでかなと
考えてみると
それは
やはり資本主義が
キーワードのような気がします。
皆と同じ事を行っていると
これからの時代
少ないパイを取り合うという
不毛な勝負になる。
では
そうではなく
新しい価値あるオリジナリティを
創出するためには?
現代では
西洋思想に基づいた
過去のデータなどを駆使して
未来を予測するということが
極めて困難な時代になっています。
データから
色々考えると
「考えても何もできない」
そうではなく
自分の好きな
良いと思うことを
ひたすら試していくしかない
ということ。
こういったことを
話される経営者の方も
最近は多くいらっしゃる印象です。
また
仕事観も
「ただただお金を稼ぐための商売」
というよりも
「1つ好きなことを極める」
という考えの
著名な方が多数いらっしゃるのも
同様かと思います。
買い手・売り手・世間
の皆が良いことが
商売の極意と説く
近江商人の「三方良し」。
これが
東洋思想を凝縮した考え方である
と本の最後に書いてありました。
この考え方も
最近増えてきている印象です。
現代は
物が溢れ
物が売れない時代。
だからこそ
ただ質を高め量産するのではなく
新しい価値となる
イノベーションが必要であり
イノベーションが起こるには
好きなことを楽しんで行う
という
内からの東洋思想が必要だ
ということ。
ちなみに
前回読んだ
ホモデウスでは
データ教への移行
データが神になる
という話がありました。
ホモデウスが書かれたのは
約2年前。
(日本語版への翻訳が
遅かったみたいです)
ここ2年というのは
とてつもなく
環境や人間の意識が変化している
と思っています。
ここから考えると
個人的には
西洋的なデータから物事を見る
いわゆる合理的な考え方に関して
AIが人間を超える可能性が
出てきたことで
人間らしさとは何か
という
精神や心に
その「人間らしさ」を求めた結果
東洋思想が心のよりどころとなり
学ぶべきこととなっている
というのも
一つあるのではないかなと思います。
また
これまでは
マスメディアなどが
大衆をコントロールできていたのが
スマホやSNSによる情報過多社会になり
人間のニーズが細分化していったことで
これまでのようなマーケティングが
機能しなくなっていることも
西洋思想から東洋思想に
移行している原因だと思います。
最後に
この本に書いてあった言葉で
良いなと思った言葉を1つ。
老子の言葉(訳)
「天下を背負ってたとう、会社を背負って立とうなど考えなくていい。
自分らしく地道な暮らしをしていたら、自分の好きな分野で知らないうちに世の中の役に立っているものだ。」
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