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2018/11/22
家のこと - 家の前に新しく下水管が通ったら?
先日
浄化槽から
下水への
切り替えに関して
勉強する機会がありました。
浄化槽から下水への切り替えとは
どういうものかというと
生活で使った水を
「汚水」
と言いますが
この汚水を
どうやって流すかということです。
これは
下水管が通っているエリアか
下水管が通っていないエリアか
によって分かれます。
下水管が通っていると
生活での汚水は
下水管に放流します。
そして
下水処理場にて浄化し
川へ放流します。
しかし
下水管が通っていない場合は
敷地内に
「浄化槽」を設け
汚水を
浄化槽で清掃してから
排水溝へ流して
川へ放流する
という流れになります。
そして
下水管というのは
行政が
設置していきます。
つまり
下水管が設置されると
原則は
これまで浄化槽を使って放流していたものを
下水管を使って放流する
ということです。
では
この
浄化槽から下水管への切り替えの際には
どういったことが行われるのでしょうか?
大きな流れとしては
・道路に下水管が通る
・家の配水管を下水管に繋ぐ
というものです。
行政のほうで
道路に下水管を敷いていきます。
そして
各敷地に
「公共汚水ます」
というものが設置されます。
ちょうど分かりやすい図が
ありましたので
引用させていただきました。
家の排水は
この「汚水ます」に一旦集まり
ここから
下水道に流れます。
簡単に言うと
これで
下水への切り替えが終わるのですが
そうすると
現在使っている
浄化槽が不要となります。
それはどうするかというと
撤去したり
蓋をしてそのまま置いておいたり。
ここに関しては
行政として指示はありません。
そして
下水道への切り替えの際に
必ず出てくる言葉が
「受益者負担金」。
これは
下水道という施設を使って
利益を得る方が
一部工事の負担をする
というような名目のお金です。
利益を得る方というのは
もちろん
主にその土地の所有者です。
この利益というのは
下水によって生活上の利便性や快適性の向上
そして
土地の資産価値の向上
が上げられています。
簡単に言うと
下水道を使う人は
下水道工事の工事代金を
一部負担してね
というような感じのお金です。
これは
行政によって金額もバラバラ。
ただ
この受益者負担金については
グーグルで検索しても
「判例」
という言葉が関連ワードで出てくるように
色々物議を醸している感じがあります。
この辺は
興味がある方は検索してみて下さい。
細かいところでは
行政によって違うところはありますが
大まかに
・下水への接続が必要となる
・不要となった浄化槽の始末
・受益者負担金の支払
というところが
重要なポイントとなります。
これから下水管が敷かれるエリアの方は
ぜひ簡単な予備知識として
頭に入れておいてみて下さい。
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